〖生理痛・風邪などのちょっとした不調に〗症状別おススメの漢方薬


病院に行くほどではないものの、不調。

そんな時に漢方薬を使っています。

漢方薬は西洋薬と違って、体の根本にアプローチをして改善してくれます(基本的に西洋薬は根治ではなく、部分的にそして早く効果を発揮してくれます)。

また、緩やかに効いてくれるので、体に優しくて安心です。

生理痛に:当帰建中湯(とうきけんちゅうとう)


月経不順や更年期障害などの婦人病に効果を発揮してくれる「当帰」という生薬が配合されている漢方薬です。

当帰は、冷えや貧血などを改善してくれる生薬で、女性にとってありがたい効能がたくさん含まれています。

個人差はありますが、服用後20~30分程度で生理中のつらい痛みを和らげてくれます。

クーラー病に:五積散(ごしゃくさん)


夏場は、電車の中や建物の中など、どこに行ってもクーラーが効いています。

ですが、ずっと室内にいると強過ぎるクーラーで体が冷えすぎてしまう女性も多いもの。悪寒がしたり気分が悪くなったりと、体調を崩してしまう場合もあります。


そんな症状を改善してくれるのが、五積散です。

上記で紹介した「当帰」のほか、体を温めてくれる生姜(しょうきょう)や、陳皮(ちんぴ:みかんの皮を乾燥させたもの)・桂皮(けいひ:シナモン)なども入っています。


また、五積散は風邪の初期症状にも効果があります。

冷えで胃腸が痛む時(下痢しそうな時)などに服用すると、楽になります。

風邪のひき始めに:衛益顆粒(えいえきかりゅう)


以前は、病院で処方してもらった「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」という漢方薬を飲んでいましたが、現在は薬局で購入できる衛益顆粒を使用しています(内容成分はほとんど同じだそうです)。


皮膚や粘膜を強化する黄耆(おうぎ)・胃腸の働きを強めてくれる白朮(びゃくじゅつ)・風邪を体外に追い出してくれる防風(ぼうふう)などの生薬で構成されています。

冬の寒い時期になると低下しがちな皮膚や鼻などの粘膜細胞を強化して、免疫力を高めるのに役立つ漢方薬です。

風邪の初期症状に:参蘇飲(じんそいん)


気を付けていたのに風邪をひいてしまった、けれどまだひどくはなっていないという時に活躍する漢方薬。


せきや痰・鼻水などが出るタイプの風邪の症状におすすめです。

葛根(かっこん:葛)・蘇葉(そよう:シソ)・生姜(しょうきょう)などが配合されています。


※ 悪化した風邪やインフルエンザには効きません。

喉が痛い時に:桔梗湯(ききょうとう)

季節の変わり目や風邪などで(風邪ではない場合でも)喉が痛い、という時の漢方薬。

桔梗湯は抗炎症作用や抗アレルギー作用を持つ甘草(かんぞう)と、去痰作用を持つ桔梗(ききょう)で構成された漢方薬です。


どちらもサポニン(抗酸化作用・血流改善・免疫力向上などの効果があり、咳や痰を鎮める作用もあります)を多く含み、喉の不調に効果を発揮してくれます。

そのまま服用するのではなく、ぬるま湯によく溶かしたものでうがいをし、吐き出さずにそのまま飲み込みます。


ポイントは、痛みのある部分に当たるように気を付けながらうがいをすることです。

漢方薬にしろ西洋薬にしろ、服用の際は用法・容量をよく確認してから使用するようにしてください(ちなみにここでご紹介した漢方薬は、「衛益顆粒」以外は病院で処方してもらいました。ネットでは購入できないものもあるようなので、そういう場合は漢方薬の取り扱いのある薬局でお尋ねください)。


なかには体に合わない生薬がある方もいるので、心配であれば医師の処方を受けて服用するようにしましょう。

上でおすすめした漢方薬の中で、女性に特にお勧めしたいのが「当帰建中湯」です。

生理痛以外でも、冷えを感じた時や何となくの不調の時などに幅広く使えるので、私は自宅には切らさないようにストックをしておき、外出の際にも常に鞄の中に入れて持ち歩いています。


漢方薬は「薬」には変わりありませんが、以前診察してもらっていた東洋医学の先生は「漢方薬はごはんと同じようなもの」だとおっしゃっていました。

生薬は人参などの食材や植物など薬効のあるものをほとんど加工することなく作られているので、その先生の言葉通り大雑把に考えてみると「食べ物」にカテゴライズすることができるのだと私も思います。


穏やかに安全に体に効いてくれる漢方薬。

気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。


ご紹介した漢方薬(ツムラ)の品番(2019年3月29日現在)

当帰建中湯:ツムラ 123番
五積散:ツムラ 63番
参蘇飲:ツムラ 66番
桔梗湯:ツムラ 138番

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