ノートルダム大聖堂の寄付金がすごい。


ノートルダム大聖堂、燃えてしまいましたね。

尖塔がポッキリいってしまって、観光名所感がすっかり薄れてしまいました。


あの尖塔、18世紀にも一度破損しているそうで、72年もの歳月をかけて19世紀に復元されたとのことです(その復元の際に、10m程高さを高くしたらしいです)。

あの尖塔を修復するにあたって、フランス政府は新デザインを公募しているそう。


既にチューリップ型とかピラミッド型とかの奇抜なデザインが寄せられているそうですが、フランス国民はもちろんのこと日本人でも多くの人が「元通りに復元してほしい」と思っているようです。

それらの復元イメージ画像を見ましたが、「あれじゃノートルダム大聖堂も浮かばれない」というような感じでした。


数世紀を生き抜いてきた世界遺産が、どうかまぬけな姿に改悪されてしまいませんように、と祈るばかりです。


ところで、ノートルダム大聖堂の火災が起きてから数日で世界各国の大企業から多額の寄付金が寄せられ、たった2日で1000億円を超えたそう。

エアフランス、ロレアルパリ、グッチ、ルイ・ヴィトンなどの名立たる企業が寄付をしたそうですが、それだけの大金があったら、まずは貧困で苦しむ人の救済に当てられないものかと思います。


当のフランス人もこう思っているようで、この高額寄付に対してのデモも起きているようです。

象徴の復活も大事だとは思いますが、1000億円もの大金があったら、どれだけの命を救えるんでしょうか。


多額の寄付金を出資した大企業は、企業イメージアップの目論見などもあったのではないかと思いますが、かえってマイナスイメージを与えてしまったんじゃないかなと思います。

ただの個人的な意見ですが、もうノートルダム大聖堂は最低限の修繕だけしておいて残りの巨額の寄付金を人命救助や貧困問題解消のために使った方が、よほど有意義でフランスや寄付を行った企業のイメージアップにもつながるんじゃないかと思います。


日本にも象徴的な建築物はたくさんありますけど、日本の場合、一番の象徴はおそらく天皇陛下(今上天皇 明仁さま:2019年4月22日現在))でしょう。

私は現代日本人はもっと皇室に対してドライなもの(特に若者は)だと思っていましたが、御代が変わる時期が近付くにつれて、いよいよ今上天皇に対する日本人の敬意や親愛みたいなものを報道を通して感じています。


天皇陛下の行かれる先々に皆がお姿を一目見ようと押しかけ、中には5時間待ちみたいな人もいるとのこと。

それだけ天皇陛下が慕われてるのは、日本国民のことを本気で考えているのがヒシヒシと伝わっているからなのだろうなと思います(東日本大震災以来、天皇陛下のご意向により皇室ではずっと節電が続けられているらしいです)。


無機物の建築物・ノートルダム大聖堂に巨額の寄付金を投じるよりも、生きている人間のためにお金を有効活用して欲しいものだなあと思います。

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