新元号が「令和」に決定!〖福岡の太宰府にゆかりのある元号に!!〗


新元号、「令和」に決定しましたね。

生きていれば一度くらいはこの歴史的瞬間に誰もが立ち会えるものだと思いますが、いざやって来るとなると、やはりボルテージは多少なりとも高まるものです。


通常は天皇の崩御(天皇や皇后が亡くなること)で御代が変わるものですが、今回は生前退位だったため、明るいムードで新元号の発表となりました。

当然「喪に服す」的なイメージもなく、どちらかと言うとお祭り騒ぎのような雰囲気で新元号が伝えられたわけですが、「令和」とは誰も予測がつかなかったのではないでしょうか。

かく言う私も、発音した時に4字になるものだとばかり思っていましたが、まさかの3字。


しかも「ら行」とは夢にも思わず、驚きました(だって令和18年って、「R18」とも表記されますよね)。

語感を考えてみると、「和」で終わってもら行から始まると、なんだかクールな感じもします。

「平成」は読んで字のごとく「平和に成る」だったのに対して、「令和」って一体何を意味するものなのかぱっとはわかりません。


「令」で思いついたのは「大宝律令(701年に制定された日本の法律)」の「令」だったので、クラシカルで少しお堅い印象を受けました。

ですが識者の話を聞いていると、「令(良き日)」に「和(親和や調和の和、争わずの意味)」なのだそうで、はあ~、なるほどという感じです。

「平成」までの247の元号は古代中国の書物である「史記」や「書記」から採用されていたそうですが、今回は日本最古の歌集である「万葉集」からの初採用となりました。

実はこの歌、福岡県太宰府市にゆかりのあるもの。


太宰府に在任していた時に大伴旅人が詠んだという歌なのだそうです。

福岡に住んでいる私にとっては、なかなかうれしいニュースです。


さらにローカルニュースになりますが、福岡市東区にお住まいの国内最高齢の田中カ子さん(「かね」さんと読みます。御年116歳!)は、なんと明治・大正・昭和・平成の4時代を生きてこられ、この5月には令和も加わり5時代を股にかけるという生きるレジェンド。

ぶっちぎりの凄さです。

ですが少し悲しいことに、この「万葉集」梅花の歌から採られたという「令和」は元歌は中国のものだそうで、日本完全オリジナルというわけではないようです(心情的には、せっかくだから完全日本原案のものが良かったなあと思います)。

まさかの3字、まさかのら行、まさかの非日本オリジナル・・・。


と少し淋しい気持ちになりながらも、テレビで「令和」「令和」と聞いていると、何となくなじんでくるような気がしてきます。

識者の説明など聞いていると、文化の香り漂う情緒的な元号、という気分に(梅の花見の様子を歌ったものだそう)。


今回、日本の古典初採用というだけではなく、「令」の字が使われるのも初めてのことなのだそうです(「令和」自体これまで選定に入っていなかったそうで、この意味でも「初」です)。

「和」はこれまでに20回も元号に使われてきており、日本人の「和」に対する愛着や思い入れの深さを感じます。


「和」というメンタリティは、日本人と相性が良いのでしょうね。

ところでこの「令和」、なんと西暦計算の際にとても役立つのだそうです。


語呂合わせになりますが、「令和」を数字に当てはめて「018」とし、それに新元号の年数を足すと、西暦がすぐに計算できるらしいのです(下3ケタがわかります)。

例:令和2年=018+2=下3ケタ「020」→2000を足す=西暦2020年


すごい!わかりやすい!!

最初に気付いた人、すごいですね。

テレビ中継を見ていると、名古屋駅や大阪駅・新橋などで号外が配られている様子が映し出されていましたが、ものすごい人だかりです。

池の鯉がエサに集まってぎゅうぎゅうになるかのように人が密集しており、「和」の精神を忘れずに・・・、と自戒の念も込めて思いました。


ですが、天皇が生きたままで元号が変わるなどそうそう経験できることではないため、この歴史的瞬間の記事が納められている号外を記念に欲しいという気持ちもよくわかるのでした。

一部地域では、2000本限定で「令和」と印字されたコカ・コーラも配布されたようです。

お昼のニュースでそのコーラを見ましたが、フォントがいい感じにオシャレにレイアウトされており、いかにもレアな感じでした。

現物を手に入れた人はすごいですね。


ニュースと言えば、この新元号発表後のテレビ番組は、NHKは連続テレビ小説を挟んでずっと新元号関連のニュースをやっていましたが、民放は様々でした。

ほとんどのワイドショーは新元号発表についての放送でしたが、福岡のKBC九州朝日放送は「再捜査刑事 片岡悠介」の再放送をやっていました。


そしてTVQ九州放送も「西村京太郎サスペンス十津川警部シリーズ38」を放送していました。

この国民的お祭り騒ぎの中、2局ともなかなかのマイページぶりだなーとちょっと笑ってしまいました。

これからぞくぞく「令和」関連商品が出てくるのでしょうが、肝心の硬貨の発行は7月中旬以降だそうです(硬貨発行に3ヶ月半ほどかかるらしいです)。

関連と言えば、社名に元号が使われている会社が結構あるそうです(いずれも概数)。

大正:435社
昭和:2640社
平成:1270社


昭和がダントツで多いですね。

やはり「和」の文字が使われている「昭和」は、それだけ日本人となじみが深いと考えられるのではないでしょうか。


最近あった芸能人の不祥事関連のニュース(ピエール瀧さんのコカイン事件や元モー娘。のゴマキさんの不倫騒動とか、いろいろありましたよね~)など一気に吹き飛ばす勢いの「新元号」ニュース、まだまだ人々の熱気は続きそうです。


思えば、高度経済成長期の頃の日本のように、皆がひとつのことに向かって行くという連帯感がとても小さくなった現代日本では、今回のような世代を超えての一体感は珍しいことではないかと思います。

残り1ヶ月となった平成の時代を、皆さん少しずつ「令和」に感覚を移行しながら過ごすのでしょう。


戦後70年を過ぎ、私たちはこの間一度も戦争に関わることも加担することもなく平和な時を過ごしてきました。

「令和」以降の御代も、最も愚かな行為である戦争に決して足を踏み入れることなく、正しい時代が続くことを願ってやみません。


この先のどんな時代の日本も、一人一人の平和を望む気持ちによって真に「平和」に形作られて行ってほしいと心から思います。

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