フルーチェカレー


バーモントカレーを参考にりんご(のヘタ)を入れて煮込んだら、スライムみたいにぷるぷるのフルーチェカレーになってしまいました。

りんごのペクチン、恐るべしです。

ネギ系の野菜が苦手

私はたまねぎやネギなどのネギ系の野菜が苦手で、料理で使ったことがありません。

実家にいた頃はできる限りネギ系の野菜を避けて食事をしていましたし、ひとり暮らしを始めてから、自分でそれらの野菜を買ったこともありませんでした。


ですがある日、私同様ひとり暮らしをしている妹から「余ってしまったから」と2個のたまねぎをもらってしまいました。

たまねぎは体にいいのだし、放っておいて腐らせるわけにもいきません。

とりあえず、すぐに使う予定がないので薄くスライスして小分けにし、ジップロックに入れて冷凍保存しました。


2個のたまねぎは4ブロックの冷凍ストックになりました。

食材の買い出しに行く時には、いつもたまねぎをどう料理に使うか考えながら行きましたが、今まで関わってこなかっただけに中々思いつきません。


普通であればいくらでも調理法はあるのでしょうが、私の場合は可能な限りたまねぎの存在感を小さくするような料理でないといけないのです。

オーソドックスなところで、カレーで手を打つことにしました。

ですが、たまねぎが入っている普通のカレーではありません。

たまねぎのエキスのみを使用した、具としてのたまねぎの入っていないカレーです。

たまねぎスープを作る

カレールウを溶かす水を、たまねぎスープにすることにしました。

冷凍ストックのたまねぎ1ブロックを水に浸して解凍し、戻ったところで火にかけてたまねぎスープを作ります。

その際、朝食に食べたりんごのヘタを一緒に煮込みました。


りんごをカットした時に、バーモントカレーはりんごとハチミツが入っているのだから、使えるのではと考えて取っておいたのです。

沸騰してしばらく中火で煮出したら、たまねぎを調理用の網で掬い、別容器に移します。

そしてその容器の中に別の容器を入れてたまねぎをプレスし、たまねぎエキスを抽出しました(きれいに重なる大きめの容器が必要でした)。


そのたまねぎエキスをスープに戻し入れ、カレールウ用スープの完成です。

残ったたまねぎの出がらしは、どうしよう・・・と考えました。

食べ物を捨てることができない私は、出がらしのたまねぎをごま油で炒めて醤油で味付けし、無理やり箸休めを作りました。


あとはカレー作りです。

たまねぎスープを再度火にかけて、じゃがいもや人参(レンジで温めて火が通りやすくしたもの)・きのこにあらかじめ炒めておいた豚肉とにんにくを投入し、カレールウを溶かして煮込みました。

味を見ながらカレーパウダーで調整し、カレーのできあがりです。


片づけを先にしてしまいたかったので、カレーをストック用のガラス容器とお皿に移して、作業に取り掛かりました。

カレーがフルーチェに

後片付けが終わり、さて夕食にしようとカレーを電子レンジで温めたところ、何か変です。

カレールウが、ぷるぷるしている・・・。

口に入れてみると、味は普通です。狙い通り、たまねぎの存在感を消すことにも成功しています。


でも、ルウがゼリーみたいにぷるぷるしている・・・。

何かに似ているなと思ったら、フルーチェです。ルウの食感は、まさにフルーチェ。

久しぶりに作ったカレーがフルーチェカレーになってしまい、少しがっかりしましたが、たまねぎに関しては思惑通りに運んだので、よしとして食べました。


さて、出がらしたまねぎで作った箸休めは、とんでもなく噛み切れない代物でした。

エキスが抽出され切っているのでたまねぎの味はほとんどしないものの、繊維質が凝縮されており、ガムを噛んでいるような気分です。

しょうがないのでウーロン茶で流し込み、なんとか食べ終わりました。


後日妹にフルーチェカレーの話をしたところ、りんごにはペクチンが含まれているから、フルーチェになったんじゃないのかと言われました。

調べてみると本当で、ペクチンは「煮ると水に溶け出し、ゼリ-化する物質がある」そうです。


カレーにはりんごだろうと、安易に作ってフルーチェにしてしまった・・・。

食感はかなり微妙なものでしたが、味は普通のカレーだったので、次回作の教訓にしようと思ったのでした。

▼ 注目の健康食品はこちら


▽ よければ、こちらもどうぞ。