布ナプキンのレポート~初めて布ナプキンを使う人のために~


布ナプキンを使い始めて5年になります。

布ナプキンだけではなく必要に応じてケミカルナプキンを使用しているので、その比較や使用感などをまとめることで、布ナプキンに興味を持っている方の参考になればいいなと思います。

布ナプキンとケミカルナプキン

布ナプキンはその名のとおり、布から作られる生理用品ですが(月経布とも言います)、日本人は実は昔から絹や木綿・麻・柔らかい和紙などを使って 月経期を過ごしていたそうです。

さらに昔の女性は、今のように生理痛や生理時の不快症状もあまりなく、 量も少なかったと言われています。

対して現代女性にとっては、生理痛のコマーシャルが日常的に放映されるほどに「月経期には生理痛があるのは当たり前」な症状だと言えます。


そもそもケミカル素材の生理用品が普及し始めてから、まだせいぜい60年ほど。

それまでは膣を締めて行う「経血コントロール」やナチュラルな布で月経期を過ごしていたのです。


同じ日本人女性でありながら、古今の違いで月経期の症状や使う素材はだいぶ違ったようなのです。

さて、一般的な紙ナプキン、いわゆるケミカルナプキンは「ケミカル」とつくだけあって石油由来の成分で作られています。


ケミカルナプキンの吸収体は高分子吸収ポリマーでできており、肌に触れる面もポリエチレンフィルムや不織布などの石油系素材が使われています。

ケミカルナプキンより布ナプキンが優秀?

布ナプキン=ナチュラル素材 / ケミカルナプキン=石油系素材

ではあるわけですが、どちらのナプキンにも、それぞれ良い面もあれば悪い面もあります。


代表的なところで言えば、

布ナプキンのメリット
ナチュラル素材で安心して使える
続けて使うとコストが安くなる
ゴミが出ない

ケミカルナプキンのメリット
洗濯が不要で気軽に使える
1個当たりの単価が安い

布ナプキンのデメリット
洗濯が面倒である
持ち運びの際は少しかさばる
初期費用は高めである

ケミカルナプキンのデメリット
石油系素材のケミカルイメージ
毎回ゴミが出る

                       ・・・こんなところでしょうか。



一般的に生理のある年齢は12歳〜50歳で、1回あたりの平均的な生理日数は3〜7日であると言われています。


それらの期間をどういう風に過ごしたいかで、使い方や使うもの(ナプキン)が人によって変わるのだと思います。

布ナプキンを5年使った感想

これから布ナプキンを使ってみようかどうか悩んでいる方もいるかもしれません。

そんな方のために、私が5年間布ナプキンを使用した感想を、包み隠さずお伝えしようと思います。


布ナプキンの存在は割と昔から知っていて、妹に勧められたのがそもそもの始まりです。

妹の布ナプキン歴は長く、学生時代から使い始めてもう18年になるそうです。今では私も妹も、経血はほぼ2日間で出きってしまいます。

私は随分長い間妹から布ナプキンの使用を勧められていましたが、彼女が布ナプキンを毎回つけ置き洗いしている姿を目にしていたため、面倒くささが先に立ち、手軽なケミカル素材のナプキンを使い続けていました。


ひとり暮らしをきっかけに生活を見直そうと思い、布ナプキンの使用を開始しました。

最初は確かにつけ置き洗いが面倒くさく、1枚だけの使用で、残りはケミカルナプキンを使っていました。


ただ、それだと布ナプキンとケミカルナプキンの使用感の違いが顕著に感じられます。

布ナプキンは確かに手間はかかるものの、つけている時の肌触りや皮膚呼吸ができている感じが私には好ましく、少しずつ布ナプキンの割合が増えていきました。


ただ、月経期の使用ナプキンをすべて布ナプキンにするとケアが面倒だったので、生理の終わりの方では、コットン100%の使い捨てナプキンを使っていました(今でも時々そうしています)。

また、布ナプキンを本格的に使っている人であれば、外出時の生理に備えて布ナプキンを鞄に常備しているのだと思いますが、私の場合はケミカルナプキンを持ち歩いています。


外にいる時になってしまった時くらいは、ケミカルナプキンでもいいかな、という風に考えて使い分けています。

ですので宿泊の時も、ケミカルナプキンを使用しています。


ただ、メインで使うのはやはり布ナプキンです。

肌触りがいいので、自分が心地よく感じるということは体にもいいのかな、と思います。そして何より、私の場合は月経期の生理痛がかなり緩和されたことが使用を続ける大きな理由です。


これは個人差があることなので、「必ず生理痛がよくなる、なくなる」とまでは言い切れないと思いますが、私は改善されたため、使うメリットの方が大きくなりました。

あとは補足ですが、ケミカルナプキンを使っていた頃に比べると、生理や自分の体に関心を持つようになったのではないかと思います(年齢を重ねたせいもあるかと思いますが)。


ケミカルナプキンを使っていた頃は、経血は排泄物に近い感覚でいましたが、布ナプキンを使うようになってからは、「今月も自分の体が正常に機能して、健康でいてくれた」という感覚を持つようになりました。

布ナプキンの使用を考えている方がいらしたら、まずは使い捨ての布ナプキンの使用をお勧めします。

▷ 使い捨て布ナプキン freena


もしくは、家で使っていない綿素材のミニタオルで代用してみるのもお勧めです(私は妹の家に泊まりに行って生理になった時には、この方法で代用しました)。

どちらのナプキンにも、メリット/デメリットがあります。

自分の気分や状況に応じてどちらか一方を使ったり、両方を使い分けたりして、生理の期間をできるだけ快適に過ごせればいいのだと思います。

用意するもの

・つけ置き用の容器(私は100均で買った大きいたらいを使っています)
・アルカリ洗剤(セスキ炭酸ソーダ)

布ナプキンの洗い方

1.アルカリ性洗剤大さじ1杯を溶かした水に布ナプキンを浸けます。
(ただし、42℃以上のお湯だと血液が固まって落ちにくくなります。必ず水またはぬるま湯を使うようにしましょう)。

※ 水1.5リットルに対して、アルカリ性洗剤大さじ1杯位を目安に使います。

2.半日~1日、水に浸けておきます。

3.水を替えて、水かぬるま湯でもみ洗いをして汚れを落とします。

4.汚れが落ちきれない場合は、液体せっけんを足してしっかり洗います。この後、洗濯機に入れて他の衣類と一緒に洗っても大丈夫です。洗濯機を使わない場合は、しっかり干して乾燥させましょう(私は洗濯ネットに入れて洗濯機で洗います)。

布ナプキンとケミカルナプキン、今の私にとっては、布ナプキンの方が手間をかけても使い続ける価値が大きいのかな、と思っています。

手間と時間をかけた分、毎月自分の体と向き合って、自分の体をより大切なものとして感じられるようになったと思います。


ただ、ケミカルナプキンは「石油由来の素材でできた良くないもの」ではなく、便利で手軽なサブアイテムとして使用しています。

自分の体と相談しながら、生理の期間を心も体も穏やかに過ごせたら、とてもいいなと思います。


「これから布ナプキンを使ってみようかな」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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