旅先で読みたくなる本

こんにちは。「あひる シンプルライフ」管理人で、図書館司書のkorino です。

旅行先に持って行きたくなる、「旅先で読みたくなる本」をご紹介します。

東海林さだお「丸かじりシリーズ」

サンマ、おにぎり、目玉焼き・・・、たくさんの「食べ物」を丸かじりする東海林さだおさんの大人気シリーズ。すでに40冊以上が出版されていています。

毎日新聞の4コマ漫画でもおなじみのイラストとともに、楽しくおいしい食べ物エッセイは、何度も読み返したくなる作品です。

1つの食べ物を、こんなに深く細かく掘り下げられるなんて!という驚きと共に、食べ物と食べることに対する面白い愛を感じます。

自分の好きなあの食べ物が、こんな風に見られていたとは!

東海林さん独特の食べ物センサーによって丸かじりにされた食べ物たちは、もはや丸裸にされてしまった超個性的な人間のよう。

1品(1食べ物)が4ページほどの分量で書かれており、さらに東海林さんのイラストがふんだんに使われていて、とても読みやすいのも魅力的。

東海林さんの4コマ漫画のような親しみやすさと、他にはない鋭い面白さがあります。

電車の中で、新幹線の中で、飛行機の中で、旅や出張先の宿泊施設の中で。

いつでもどこでも手軽に読むことができて、食べることも読書することも楽しくなる、そんな必携のシリーズです。

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群ようこ「かもめ食堂」

2006年1月に幻冬舎から出版された、ヘルシンキを舞台にした食堂と日常の物語。

同年3月には映画化されています。

元々は映画原作として書かれたもので、小説の登場人物たちと映画のキャストがぴったりとリンクしています。

大好きで何度も読み返している小説ですが、幾度も重版されている所を見ると、この作品の人気の高さが伺えます。

主人公のサチエがこだわって作るおにぎり(でもヘルシンキでは全然人気が出ない)、かもめ食堂最初のお客さんである冴えないけれど憎めないトンミ君(日本かぶれでガッチャマン好き)にいつも無料で振舞われるコーヒー、地元の人たちに愛されるシナモンロール。

おいしい食べ物とゆったりとしたヘルシンキでの時間、サチエを取り巻く魅力的過ぎる人たちとの日々が丁寧に描かれています。

看板商品である「おにぎり」以外にはあまりこだわりのないサチエの柔軟な生き方や考え方は、肩の力を抜いている方がうまく行くよ、ということを教えてくれているよう。

映画も素晴らしい作品ですが、小説は映像とは一味違うおかしさやゆるやかさをもたらしてくれます。

少し遠出をして、カフェでのんびりと本を読みながらお茶を飲みたくなる、そんな作品です。

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