旅に出たくなる本

こんにちは。「あひる シンプルライフ」管理人で、図書館司書のkorino です。

読むとなんだか自分も「旅に出たくなる本」をご紹介します。

酒井順子「来ちゃった」(画:ほしよりこ)

ほしよりこさんのゆるいイラストが、何とも味わいのある旅の本。

自分が足を運んでいなくても、何だか旅をしているような気分になります。

しかも旅先は有名観光地ではなく、電車を乗り継いで行く少しディープでニッチな所。

いくら同行者がいるとは言え、そんな所に行くの~?とつい笑ってしまいます。

今時の旅行と言えば足は飛行機や新幹線が主流でしょうが、酒井さんたちは当然のようにローカル線に乗って交通の便の悪そうな所に赴(おもむ)きます。

「一体何時間乗るの」「何時間待つの」など、この旅では言っていられません。

国内35+海外2=合計37ヶ所もの狭くて深くて味わい深過ぎる、最高最強の旅の本。

酒井さんの軽妙な語り口とほしよりこさんの脱力するイラストが、じわりじわりと笑いのツボと旅心を刺激します。

読み終わったら、電車に乗って小さく旅をしてみたくなる、そんな旅の一冊。

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長谷川町子「サザエさん旅あるき」

長谷川さんがプライベートで旅した国内外のコミック・ルポルタージュ。

コマ割りも大きくて、とても見やすいです。

色んな旅の話が詰まっていますが、同行したお母さんのマイペース過ぎる笑える失敗談などは最高です(旅先の旅館で、間違えて新婚カップルの部屋に入ったりしています。危険!)。

「旅行に行くと意外とこういうことって起こってしまうよね」とほっこりしてしまったり、「これ自分だったらキツイ~」と同情してしまったり。

こういう家族のもとで育ち、あの不朽の国民的漫画が生まれたのだろうなと納得させられます。

1ドルが360円という時代の海外旅行などは、今となっては相当に貴重な旅の記録なのではないでしょうか。

長谷川さんの人柄や、時代の空気感を感じられる旅と家族の作品。

旅行記だけではなく、長谷川さんの幼少期の頃のお話や新聞連載中のお話なども載っています。

ちょっと切ない気持ちにもなりますが、読み終わる頃には、 自然と心が温かくなるような一冊です。

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